2011.07.05
メイドインチャイナorz
こんにちは、社員Mです。
毎日鬱陶しい日が続きますね。
しかし、今は節電、せつでんの大合唱
我が家でも壊れかけの扇風機が大活躍しています。
首振りをさせると時々「ぎぎぎっ」っと痙攣しますが、この夏までは何とかもってもらいたいものです。
昨日の夕方雨の中、飛び込みで「バイクの鍵を作ってください」と、若い男性がいらっしゃいました。背が高く、なかなかのイケメンです。
M: 「排気量は何CCですか?」
イケメン:「さぁ?」
M:「えっ・・・では、なんというバイクですか?メーカーは?」
イケメン:「分かりません、多分中国製だと・・・」
M:(キタ!)
Mはまだ経験が浅く、当然メイドインチャイナも初めてですが、これはチャンスです。
幸い雨も小ぶりになったので、すぐに向かいました。
案内されたのは近所の保育園、お客様は保育士さんでした。
(爽やかなイケメン保父さん・・・さぞかしモテるんだろうなぁ・・・お母さんがたに・・・)
(最近の仮面ライダーや戦隊モノもお母さんのためにイケメンを揃えてるそうだし・・・)
そんなくだらない妄想をしている間にバイクとご対面です。
雨と暗がりで良く見えませんが、遠目に見るとスクーターです。 まぁ、メイドインチャイナとはいえバイクはバイクです、そんなに変わりはない、 は、 ず、
・・・
タイヤが3本です。
(お客様、これはトライクですね)
中国にもトライクあったんですねぇ、勉強不足です。
しかし、どうしてもホンダジャイロのパクリに見えてしまいます。
写真は昨夜の雨がひどかったので、今朝早くお願いして撮影させてもらいました。
このトライクの情報を持っていないので、まずは鍵穴に入るブランクキーを探します。
いろいろ試して、何とかヤマハ用のブランクキーが使えそうなことが分かり、覗いてピンの高さを確認します。
エンジンキーは6本ピンでしたがここで問題が。
メイン以外にメットホルダーは無く、燃料タンクすらただのスクリューキャップという中国製らしい大雑把な作りなのに、2つのグローブボックスにはしっかり鍵が付いています。
お客様に聞くと1本の鍵ですべて開け閉めできたとのこと。
ところが、ボックスの鍵が5本ピンなのは良いとして、ピンの高さが三つとも全く違います。
????読み間違い? いやいや、それにしてはあまりにも違いすぎです。
悩んでも仕方ないので、まずは肝心のエンジンキーを作ります。疑問解決は後回しです。
ピッチを測って、段差の予想を立てて、近そうな国産車のデータを使って、気持ち浅めに片面だけ切って、えいや!
ふぅ~、何とかまわりました。
両面削って次は例のグローブボックスです。高さは違いますが、1本の鍵で開け閉めできていたのでとりあえず試します。
か、固い。
回る以前に入りません。(なんで?)
いや、無理すれば入りそうです。(バリかな?)
ヤスリで丁寧にバリを取り直し、角も少し落として入れると何とか入りました。でも固い、渋いです。
回してみますが、やっぱりまわりません。(ヤッパリ違うよなぁ)
ところが、もう少し力を入れてみると
「ゴリ!」
ま、まわっちゃいました。
もう片方も
「ゴリリ!」
orz
試しに薄いブランクキーをさして回すと・・・
やっぱりまわります。
ダミーでした・・・中にバネが入ってしっかり動くピンまで入ったニセモノでした。
(そこまでやるならちゃんと鍵にしようよ!)
固い理由は鍵穴にシャッターもなく、上を向いている為に中が錆び付いていたためのようでした。
お客様も気がつかなかったそうです。 修理か何かでダミーのシリンダを取付けたのか、このトライクの仕様なのかは分かりませんが、さすがメイドインチャイナ、いいかげんです。
やられました。
こういった仕様は国産にもあるのでしょうか? 経験の浅い社員Mにはわかりません。
(*この情報はあくまで今回のMの経験によるものです。このシンユウXY150ZKトライクに関する正確な情報をお持ちの方、ご指摘いただければ幸いです。)
とはいえ無事に完成したので、一安心。
雨の中、ご自分の車のライトで現場を照らしてくれて、「ごくろうさま」と、コーヒーまで頂いたイケメンのお客様、ありがとうございました。お待たせして申し訳ありませんでした。
(やっぱりモテるんでしょうね~?)と尋ねたい誘惑を振りきって次の現場へ急行します。
トライクにだいぶ時間をとられたので、ずいぶんとお待たせしています。
話好きのお客様だったら、言い訳替わりにさっきの中国製トライクのおかしな作りと日本車のパクリ具合を話してあげよう。
M:「こんばんは、おまたせしてすみません」
お客様:「いいさぁ、よるはひまだからねぇ」
M:「めずらしいお名前ですね、なんと読むんですか?」
お客様:「〇〇だよぉ、ちゅうこくからきたのよ」
M:(ニッ、ニーハオ。 ようこそ日本へ・・・ おはなしはまた次の機会に・・・)
さっさと仕事を終わらせて、そそくさと帰路につく社員Mでした。
それではまた。
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追伸
後日、先輩に尋ねたところ、「専用のブランクキー出てるよ」とのことでした。
あの、ずぶ濡れの時間はなんだったのでしょう?
長時間お付き合いいただいたお客様、申し訳ありませんでした。
まだまだ知識が足らない社員Mでした。




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Posted at 2011.07.6 1:53 PM by admin